HungerZero
世界食料デー横浜
過去の横浜大会2020
世界食料デー横浜大会2020
大会期間:2020年11月1日(日)〜30日(月)
新型コロナウィルスの感染拡大により、大きな集会は開催せず、当Webサイトを立ち上げて「動画プロジェクト」など、食料問題に関する情報を発信、啓蒙活動や募金活動を行いました。
【動画プロジェクト】
横浜地域の学校・企業など有志7団体が、2020年の世界食料デーにあたって、食料問題について取り組んでくださいました!それぞれがその活動や応援メッセージを数分の動画にまとめ、大会期間中にWebサイト上で公開しました。
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「コンゴ民主共和国 現地報告」ハンガーゼロ
現地スタッフ ジェローム・カセバ氏による現地での活動報告。衛生環境が整わない国でのコロナウィルスの脅威についても報告されました。
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株式会社信光社「世界食料デーの取り組み」
ハンガーゼロ募金付 自動販売機の設置や募金等、支援活動をご紹介。同社の「一度始めたらずっと続ける」誠実な姿勢が伝わってきました。
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矢島幼稚園「ぼくたち、わたしたちの世界食料デー」
世界には食べるものがなくて困っている人たちがいるとはじめて聞いた子どもたち。子どもたちの感想に優しい気持ちが溢れていました。
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「God bless you」世界食料デーのために集まった有志による
バーチャルゴスペルクワイヤーが、飢餓がなくなるよう祈りを込めて「God bless you」を歌います。心洗われる一曲。
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第一学院高等学校横浜キャンバス生徒
「フードロスに関する研究発表」生徒たち自らの発案で、フードバンクや子ども食堂を訪問し、余った食材で食事づくりを。それを通して食料問題を考察・提言しました。
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「世界食料デーに向けて」エスペランサ・スポーツクラブ
横浜市栄区を拠点とする関東1部の社会人サッカーチームからの応援メッセージ。世界の食料問題を皆で考えること、協力することを呼び掛けました。
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のあインターナショナルスクール「コンゴ民主共和国について」
生徒たちが、同国に関する統計数字や生活様式など多面的に調べて、発表しました。お互いを知ることが協力へとつながっていきます。
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JOYJOY chapel「僕たち ちきゅう大家族」桃太郎と仲間たちが、鬼退治に出かけるなかで、大切なことを発見していく寸劇。
その他、2〜3か所の小規模な集まりで、現在の世界の食料問題を伝え、Webサイトを紹介して募金を募りました。
また、2020年も横浜市教育委員会および横浜市栄区の後援を受け、横浜市の小学校、中学校、高校にポスター掲示とチラシ掲架を依頼し、Webサイトの閲覧を呼びかけました。
ご協力を賜りました皆さまに心より感謝申し上げます。(その他協力団体:株式会社ファンケル)
2020年横浜大会 募金額521,487円
皆さまからの募金は、ハンガーゼロを通じて、以下の活動に使用されました。
こんな取り組みもありました。
学童保育のあの世界食料デー2020
横浜市栄区の高台の住宅地の一軒家。子どもたちの声が溢れています。
ここは、子どもたちが、遊んだり勉強したり、いろいろなことにチャレンジしたり、小学校の放課後の時間を一緒に過ごすおうち、「学童保育のあ」です。
学童保育のあでは、本の読み聞かせの時間を大切にしています。
世界食料デーの取り組みとして、12月のクリスマス、絵本「せかいいちおいしいスープ」を皆で読みました。
「せかいいちおいしいスープ」は、フランスの昔話がもとになっています。
3人の兵隊が国に帰る途中お腹をすかせて、ある村に寄って食べ物を分けてほしいと頼みます。でも、村人たちは食べ物を分けたくありません。
兵隊たちは、「とびきりおいしいスープを石でつくることができる」と村人に持ちかけて、なんとも上手に村人たちから野菜や肉を持ち寄らせます。
そして特上のスープができあがって、皆で分け合って、皆がハッピーになる、というお話しです。
石でスープをつくる!
子どもたちは、耳を傾けて、お話しの展開に聞き入っていました。
少しヒネリの効いたお話しで、読む人によって、いろいろな解釈ができるストーリーですが、
「自分が持っているものを分けあう」
ことに、子どもたちが心を向けるひと時となりました!
せかいいちおいしいスープ
作・絵:マーシャ・ブラウン、訳:こみや ゆう
出版:岩波書店